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2010年6月20日日曜日

秦氏の故郷坂越を訪ねて

かねてから行きたかった、坂越に吉備歴史探訪会のメンバーと行ってきました。
秦氏の故郷を求めて、秦川勝が今も生き続けているという坂越の生島(いくしま)生島を臨む、大避神社、そして児島高徳の墓にも行ってきました。
最初に、坂越の町並み保存館を訪ねました。聞くとここは、もとは銀行だったとか、中に入ると坂越の歴史や文化が判るように展示してありました。濱田三と言う女性の方が、いろいろと説明をしてくださって、我々が「秦氏」の故郷を訪ねてきたというと、よくそういう方が来られますと言われながら、最近梅原武先生が新能の発表をされたんです。といって、パンフレットをくれました。
坂越と言うと、秦の川勝がこの地に上陸して、最後生島に葬られてたということで、秦氏ととてもゆかりの地であり、ひとしきり秦氏の話題で、話が盛り上がりました。梅原猛氏が来て、余計注目されるようになったようです。
ここ坂越は、江戸時代は、赤穂の塩の積み出し港として栄え、この資料館の隣の奥藤酒造はかって、潮の取引を任された回船問屋として栄えた豪商だったそうで、この資料館も、奥藤家が経営する銀行だったそうです。前の道路も今はきれいに整備されて、石畳の美しいがいろになっています。
岡山県北、勝山の町並みともよく似ているなあと感じました。

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