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2012年1月20日金曜日

岡山人物銘々伝を語る会 今日です そのほかお勧め講座など

今日午後6時から岡山県立図書館で「岡山人物銘々伝を語る会」の例会です。 今日は菱川克是さんが「出口日出麿」の話をします。大本教三代教主補として霊性に優れ、著書「生きがいの探求」は多くの人々に感銘を与えました。倉敷出身、六高時代は柔道部に所属していました。会費500円です。 明日は私が「吉備の秦氏と岡山の人物」のテーマで吉備歴史短法会の講座で話します。午後1時30分から平和大使会館です。 25日、岡山市民会館大ホールで、箏の演奏と大月宗明先生の講演があります。文化庁後援の中四国の文化ホールの職員研修での講演ですが、一般の人の参加も出来ます。午前10時からの予定です。箏の演奏は毎年グランプリ優勝を果たしている「佐竹真生子」さんの演奏などが予定されています。

2012年1月13日金曜日

田の口港

先日、県立図書館に貴重資料として、広重の「備前田ノ口」の絵が入ったとのニュースをお知らせしましたが、田の口に行く機会があったので鳥居と狛犬の写真を撮ってきました。
何気なくいつも通り過ぎている所ですが広重の絵を思い出すと往時の田の口の港の繁栄を偲ぶことができます。 狛犬の台座には明治時代に建てられた事がわかります。備前焼の立派な狛犬です.由加山の本殿前の狛犬も同じ様な備前焼の狛犬です。かってはここ田の口の港から金比羅参りを終えた参拝客が降り立って由加山へと登っていったんだなと思いをはせたしだいです。
今の田の口港です。はるかに瀬戸大橋 主役は取って代わられて・・・ 今はしなびた港町になった田の口ですが往時の繁栄を偲ぶのもいいものです。

岡山人物銘々伝を語る会1月例会ご案内

「岡山人物銘々伝を語る会」第66回例会のご案内                          代表世話人代行 久井 勲  第65回(平成23年12月16日)の例会は、近藤泰宏さんに「内村鑑三と美作聖人森本慶三」につ いて語っていただきました。いつもながら多方面にわたり、また人物の心の裡から掘り下げていくアプ ローチ方法に敬服します。津山に三度来た内村鑑三に師事し、資産家の跡取りという身分ながらキリス ト教の精神に打たれた森本慶三は、大正・昭和初期に津山基督教図書館や高校を設立しますが、その動 機は、師内村鑑三の“キリストの再臨”という考え方によるものではないか、と近藤さんは読み解いています。なるほどに、その「再臨」という考え方とその受容に抵抗する考え方は、20世紀の世界の思 潮だった時期があったと言えるでしょう。話を聴く我々にとって、内村鑑三も森本慶三の行動原理が、すんなりと理解できました。 1月の例会は下記のとおりです。                                               記    日時:平成24年1月20日(金)※ 午後6~8時  (※通例は第3金曜日です)    場所:岡山県立図書館 2Fサークル活動室1    内容:多くの著名人を感化した著書「生きがいの探求」-大本教第三代教主補-出口日出麿を語る       講師: 菱川 克是 氏  (本会会員)       参加費:500円 出口日出麿(でぐち ひでまる) 1897-1991 倉敷に生まれる。第6高等学校に入学、柔道部に所属。京都帝国大学文学部入学後大本教に入 る。霊的感性に優れ、出口王仁三郎に認められその娘、出口直日と結婚。直日が教主になると教主補となる。戦中、大本教が大弾圧を蒙 り、激しい拷問を受ける。戦後は/文化的活動に貢献す る。 26~27歳の時(大正12~13年)に書いたメモから抜粋された著書「生きがいの探求」三部作は昭和41年講談社から出版されベストセラーになり、多くの著名人がこの本に感化を受けた。ロス・オリンピック体操競技で個人総合 優勝の日体大・具志堅幸司選手は熱読者として有名。 かつらぎぼたえもん の筆名で多くの童話も執筆した。 なお1月12日(木)の山陽新聞情報ひろばにて案内予定です。お誘いあわせの上ご参加ください。

2012年1月1日日曜日

謹賀新年

瀬戸の日の出 鷲羽山より
  謹賀新年

本年もよろしくお願いいたします
吉備の国の歴史のルーツを尋ねて、昨年はとても貴重な情報や知識を得ることができました。
「秦氏」が重要なキーワードで、様々な疑問や問題点が解かれていった年でした。
今年はさらにそれを深化させていきたいと思っています。秦氏だけでなく、そこにかかわる物部氏や蘇我氏の歴史も絡んできます。
そのようなベースの上で吉備からの文化の発信を取り組んで行きたいと考えています。
日本人の精神のルーツは何処にあるのか?そして技術や芸能の分野でそれがどのように形あるものとして結実してきたのか?政治や現実の経済の面でも画期的な提案が吉備の国から出てきてしかるべきではと思っています。
話は一見膨大なようですが、今年は辰年、飛躍を準備する雌伏の年でもあるかもしれません。じっくり内容を形成する年でもあるようです。
体は一つ、何処まで出来るか?
たくさんの皆さんの知恵や力もお借りしながら進めていこうと思っています。

「吉備楽土」実現に向かって・・・・