2012年1月13日金曜日
岡山人物銘々伝を語る会1月例会ご案内
「岡山人物銘々伝を語る会」第66回例会のご案内
代表世話人代行 久井 勲
第65回(平成23年12月16日)の例会は、近藤泰宏さんに「内村鑑三と美作聖人森本慶三」につ いて語っていただきました。いつもながら多方面にわたり、また人物の心の裡から掘り下げていくアプ ローチ方法に敬服します。津山に三度来た内村鑑三に師事し、資産家の跡取りという身分ながらキリス ト教の精神に打たれた森本慶三は、大正・昭和初期に津山基督教図書館や高校を設立しますが、その動 機は、師内村鑑三の“キリストの再臨”という考え方によるものではないか、と近藤さんは読み解いています。なるほどに、その「再臨」という考え方とその受容に抵抗する考え方は、20世紀の世界の思 潮だった時期があったと言えるでしょう。話を聴く我々にとって、内村鑑三も森本慶三の行動原理が、すんなりと理解できました。
1月の例会は下記のとおりです。
記
日時:平成24年1月20日(金)※ 午後6~8時 (※通例は第3金曜日です)
場所:岡山県立図書館 2Fサークル活動室1
内容:多くの著名人を感化した著書「生きがいの探求」-大本教第三代教主補-出口日出麿を語る
講師: 菱川 克是 氏 (本会会員) 参加費:500円
出口日出麿(でぐち ひでまる) 1897-1991
倉敷に生まれる。第6高等学校に入学、柔道部に所属。京都帝国大学文学部入学後大本教に入 る。霊的感性に優れ、出口王仁三郎に認められその娘、出口直日と結婚。直日が教主になると教主補となる。戦中、大本教が大弾圧を蒙 り、激しい拷問を受ける。戦後は/文化的活動に貢献す る。 26~27歳の時(大正12~13年)に書いたメモから抜粋された著書「生きがいの探求」三部作は昭和41年講談社から出版されベストセラーになり、多くの著名人がこの本に感化を受けた。ロス・オリンピック体操競技で個人総合 優勝の日体大・具志堅幸司選手は熱読者として有名。 かつらぎぼたえもん の筆名で多くの童話も執筆した。
なお1月12日(木)の山陽新聞情報ひろばにて案内予定です。お誘いあわせの上ご参加ください。
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