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2010年9月7日火曜日

カンブリア宮殿に両備の小嶋社長が [津田永忠]に学ぶと

昨晩、テレビ東京系列「テレビ瀬戸内]に、両備グループの小嶋光信社長が登場、今は郷土の誇るべき経営者の一人として、全国にその名が知られるようになった、両備グループと小嶋社長の考え方や、やり方が紹介されていた。
今や、不採算でつぶれかけた公共交通を引き受けて、再建し地域からも従業員たちからも感謝される社長の経営方針の原点が、郷土が誇る偉人の一人である、[津田永忠]にあることが紹介されていた。
岡山藩主の池田光政公が、家臣たちに、逼迫して財政も、農民も困窮している藩を、誰か救済する知恵はないかと言われたときに、「民に希望を与えなければならない」と、自ら大坂の商人に掛け合い、資金を調達して干拓事業を始めた。また庶民の学校としての閑谷学校を建設した経緯が紹介されていた。津田永忠が、民を愛する心で行った、その精神をもって経営者も事業していかなければならないと・・
そして、「信託経営」、社員を信頼して経営のすべてを任せる。「信じる」事の大切さを。
[カンブリア宮殿]は、全国の経営者や、志ある人たちが多く見ていると思うが、登場する経営者の理念や、信念には学ぶことが多い。
今回、津田永忠に学んだ、小嶋社長の番組も、全国に感銘を与えたに違いない。
司会を務める村上龍の、感想も面白い。「小嶋さんは生真面目な人かと思ったら、とてもユーモアに富んだ人だった。」心の広さ、豊かさ、暖かさに、心打たれるものがある。

改めて、わが郷土の精神性の高さに、心躍った。

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