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2010年8月18日水曜日

受難の吉備人

まず、20日(金)18:00~県立図書館にて[岡山人物銘々伝を語る会]8月例会あり
ご参加あれ!
今月は「加賀尾秀忍」がテーマです。
紹介の以前の記事です

さて、
岡山の人物を見てみると、偉大な人が多いが、受難を受けている人も多い。
弓削の道鏡事件で大隅に流された和気清麻呂をはじめとして、浄土宗開祖法然上人も讃岐に流され、法難を受けている。ほかにも多くの宗教人を輩出しているが、安楽な道を行った人物はいない。
明治になり憲政の神様とうたわれた犬養毅元首相は凶弾に倒れ、平沼騏一郎元首相もあやうく命を落とすところであった。宇垣一成元陸相は、組閣を願いながら果たせず終わった。
どうも義なる道を行こうとすると、そこには様々な障壁があるもののようである。
和気清麻呂は「我独慙天地」と言う言葉を残しているが、天地にはづことのない、公明正大な道を行こうとすると時として、思わぬ反対や迫害を避けえないこともあるようである。
それでも真実、真実を貫いて生きた人物が多いことを、我ら吉備の人間は誇るべきであろう。


楽土創建の理想に、その精神伝統を引き継ぐ我らでありたい。

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