岡山人物銘々伝を語る会8月は以下の予定で開催します
参加希望があれば吉備楽土までメールください
日時:平成22年8月20日(金)※ 午後6~8時 (※通例は第3金曜日です)
場所:岡山県立図書館の2階
取り上げるテーマ:「加賀尾秀忍」
講師:浅川一郎氏 参加費:500円
加賀尾秀忍
明治34年真庭市落合町の寺に生まれた。京都にでて仏教を学び、昭和24年高野山東京別院副住職に就任していた時、連合国軍最高司令官の命令により、半年間の任期で、フィリピンに教誨師として派遣され、モンテンルパのニュービリビット刑務所に収容されていた日本兵戦犯の救出に尽力した。
半年間の任期を過ぎてもフィリピンに留まって、「日本人受刑者と生死をともにする」との決意から、戦犯と寝食をともにするなど、通常の人にはできない人間愛で4年間救出活動を続けた。滞在中14人の処刑者を出すことになったが、それ以後は一人の処刑者も出さずに、昭和28年残りの受刑者108人(死刑者56人)全員を減刑、無罪等で日本への帰国を実現した。
0 件のコメント:
コメントを投稿