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2012年4月25日水曜日

文化は簡単には変わらない、しかし確実に変わっていく

文化と言うものは長い蓄積の歴史の上に成り立っている。人類歴史は文化の蓄積の歴史だった。
その蓄積なくして今の文化、我々の生活は無い。
そしてその文化と言うものは確実に変化していっている。時が過ぎていくように。
ほうっておいて出来るものではない。そこに人間主体の投入があるから、変化し、発展し、進化して行っている。
そこには異なる文化の和合や融合、また影響が大きく作用する。

技術文化、精神文化、芸術文化・・・いずれもそうであろう。
先日「人類の文化は未熟だ!」と言う話をお聞きした。
人類が奪い合ってきた歴史を終結させ、分かち合いの文化を創造していかなければならない。
これは全人類の共通のテーマである。数多くの宗教家、哲学者、政治指導者が真剣に考えてきた。
いまだ実現し切れていないテーマである。

戦後日本、高度経済成長で豊かさを享受してきた日本が、行き詰っている。
格差社会が拡大している。これをどう乗り切り、新しい文明、文化を創造していくか。
明確な回答が今求められている。

問題は何か?どうすれば良いのか?
間断なき努力がその道を開いていく。我もまた行く。

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