このブログを検索

2010年11月8日月曜日

巨大古墳群造営も秦氏の力による?

造山古墳、作山古墳はじめ吉備の大古墳の造営は秦氏の技術出来たと言われる。
秦氏は、殖産技術と信仰の集団だったと言われている。
吉備で最も古くに建造されたと言われる秦原廃寺など、飛鳥時代の寺院建築は秦氏の力によるところが多い。
そしてその前の時代、大古墳の造営も秦氏の持つ土木技術力があって出来たのであろうと言われる。
丁度秦氏が弓月の君に率いられて、倭の国にやって来た時と、大古墳の造営が始まった時期が一致する。
この時代、秦氏は今でいえば大土木建設会社を経営していて、信仰にも熱心だった。そんなイメージか?
いずれにせよ、吉備の歴史に秦氏との関連は切り離すことが出来ない。宗教史然り、土木や金属加工などの産業、技術史然りである。
日本文化形成にきわめて大きなかかわりを持った「秦氏」そこにスポットを当ててみると、全体歴史の大きな流れが、見えてくるような気がする。

0 件のコメント: