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2013年6月9日日曜日

岡山人物銘々伝を語る会6月後案内

岡山人物銘々伝を語る会6月例会のご案内です


   「岡山人物銘々伝を語る会」第83回例会のご案内
                         代表世話人代行 久井 勲
  
    82回(平成25517日)の例会は、内山章子(あやこ)さんが「鶴見家の人々」につい語って
くれました。前回もそう感じましたが、鶴見家の人々を語る際の“広汎さ”は、いま流行りの言葉で
表現すると“3(3次元)的”とでもいい得ましょうか。①年代的にいろいろな人が登場している、②近
現代で見てもいろいろな領域で著名な人がいらっしゃる、③鶴見祐輔を例にとると、1920年代~1930
代の日本外交の中で、従来の“公的外交”を傍らから支える形で、“民間広報”という、それまでになか
った発想の外交を展開しています。どこを切り口にしても、話題の途切れることのない人材、人となり、
事績が現れてきます。そういう意味では、日本ではちょっとめずらしい家系かもしれません。内山さんは
このたびのご講話に先立って、鶴見祐輔が若き日を過ごした岡山一中(‘現岡山朝日高)を訪問され、運動場
を歩いてみたそうです。世代を超えてのsentimental journeyといえましょうか。


6月例会は、通常通り下記の要領で開催いたします。              
   
6月例会(第83回) 日時:6月21日(金)18時~20時  
会場:きらめきプラザ(北区南方)2F ゆうあいセンター第1研修室   
会費:1000円   (6月は会場がゆうあいセンターですのでご注意ください)

テーマ:「六高教師ガントレットと二人の国民的作曲家」 
講師:濱田栄夫 山陽学園大学教授
ここでいう二人の国民的作曲家とは岡野貞一山田耕筰のことですが、二人とも少年時代を岡山で過ごし、音楽を通じてエドワード・ガンフレットと深い関わりを持っています。岡野貞一は「故郷」「朧月夜」「紅葉」「春が来た」などの作曲家で、戦前の岡山市歌の作曲者でもあります。ガントレットについては拙著『門田界隈の道』で詳しく言及しています。(濱田)
濱田先生が最近著述出版された「門田界隈の道もうひとつの岡山文化」には、六高教師ガントレットのほか、居留地に住んだ宣教師たちや、石井十次、上代淑のことなどが著述されています。




参加予定の方は事務局(山田)まで、メールorFAX/電話その他でご連絡ください。

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