「六高英語教師ガントレットと二人の国民的作曲家」の当日配布の資料を濱田先生からいただきました。
当日の講演内容です。
6月21日(金)18:00~20:00 ゆうあいセンター(旧国立病院)2F
参加費1000円 希望者は山田まで(090-1033-3327)
「第六高等学校英語教師エドワード・ガントレットと
二人の国民的作曲家(岡野貞一と山田耕筰)」
国民的愛唱歌としての「故郷」や「朧月夜」を作曲した岡野貞一(1878~1941)と「赤とんぼ」を作曲した山田耕筰(1886~1965)には少なくとも二つの共通点がある。第一は二入とも少年時代に岡山市門田界隈に住み、明治時代中期に宣教師と市民が共同で福祉活動や教育運動を展開する近代化に向けての新しい風を体験していること、第二は二人とも第六高等学校の英語教師として赴任してきたエドワード・ガットレットと深い関係をもっていることである。 ガガントレットは岡山に赴任する直前まで東京の本郷中央会堂のオルガニストとして10年間参仕したが、その仕事を直接引き継ぎ1941年12月、死の直前まで中央会堂のオルガンで演奏の奉仕をしだのが岡野貞一である。そしてガントレットと国際結婚をした山田恒子の実弟が山田耕筰で、彼は西洋楽器の演奏方法や発声学にっいてガレトレヅトから直接手ほどきを受けている。ガントレットをはさんだ三人の関係を軸にして、西洋音楽導入の草創期を振り返りながら、また明治時代の明治時代の門田界隈の空気を想い起しながら国民的愛唱歌が生まれた背景について考察して弩察してみたい。
一、エドワード・ガントレット
1)ガントレドトの家系
2)来日までのガントレット
3)オルガニストとしでのガンドレヅト
4)英語教育指導者としてのガントレット
5)エスペラント普及活動のパイオズアとしでのガントレット
二、岡野貞一
1)岡野貞一と岡山
2)岡野貞一と東京本郷中央会堂
3)文部省唱歌編纂委員としての岡野貞一
三、山田耕筰
1)山田耕筰とガレトレツト
2)山田耕筰と童謡「赤とんぼ]
3)山田耕筰と岡山
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