豊かさは社会全体でつくるもの。豊かさは共有財産です。豊かさを一部の人間や社会組織が独占しようとするところに格差が生まれ、それが争いや、混乱の要因となる。
格差社会は、結局社会全体の衰退をもたらすのは歴史が教えている鉄則である。
よき統治者、リーダーはより良好な富の分配を実現してその組織や社会の豊かさを共有てきた。それが本当の知恵である。
今の選挙制度による民主主義は致命的な欠陥がある。それは「多数」が優先されると言う欠陥である。少数者、弱小者は常に無視され疎外されてきた。
民の煩いを知らないリーダーは失格である。
国政選挙に突入したが、どうも私は「選挙戦」と言う言葉が好きでない。
競い合うことは良いが、「戦」は相手を殲滅するイメージがある。
スポーツでも勝敗はあるが、これは競い合いである。
選挙もいいが、その結果が一部のものだけの権益を守る結果になっては、それがたとえ多数であっても良くないものである。
勝者も敗者もないともに喜びを共有できる社会を実現するべきである。それが本当の意味での豊かさであろう。そのために人間の歴史は叡智を傾けてきたのではないか。
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