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2012年12月4日火曜日

生きる意義を見出せない人々

生きる意義を見出せない人々・・・・。
失業や就職難、経済的困難やはなはだしい差別・・・・
様々な理由で生きる力を失っている人がとても増えている。
生まれた時は、人間としての能力や可能性は誰も、そんなに違わないと思う。
にもかかわらず、成功して上手くいく人、運に恵まれる人、苦労と努力が報われる人とそうでない人ががいる。
国と国の間にも格差があるし、同じ国の中でも格差がある。

自ら人生を儚んで、自らその命を絶とうとする人間も多い。
やりきれない気がする。

どんなに希望的な言葉を投げかけても、どうすることもできない人々をどうするのか?
その温かい言葉さえかけてもらえない人々があまりにも多い。

生きるべき道を与えてくれる、親もいない。友もいない。師もいない。まして行政など見向きもしてくれない。
見失われた人々にこころを向けるリーダーがいない。
今日本は国政選挙の騒ぎだが、票にならない疎外者には政治家も政党も目もくれない。メディア、特に商業メディアは、消費力を持たない人々には冷酷である。
権力機関は取立てや取締りだけは無慈悲に執行する。

あたたかい共生の世の中は来ないのか!そんな社会は夢物語なのか?
福祉福祉と叫んでいる人々も、それは自分のための福祉に過ぎない。
身近な人に少しばかりの施しをする人はいるが、生きる力を失った多くの人々には余りにも無力である。

何とかならないものなのか。

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