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2009年3月2日月曜日

吉備の人々

思えば吉備の国は偉い人がたくさん出ている、
どうも、皆が皆とってもいいほど、平和愛好者のようである。
元来戦争があまり好きではないようだ。
郷土出身の宗教家が多いが、そのひとり、法然上人は、その父親が、自らを死に至らしめた的に復讐することより、菩提をとむらってほしいという父親の遺言ゆえに出家し、戦乱続く世において、殺傷に苦しむ武士たちにも、ただただ、「南無阿弥陀仏」を教えた・・・これは本当に平和思想だと思う。
明治以来、日本の首相を務めた、県出身者、犬養毅、宇垣一成、平沼騏一郎、美奈平和主義者だたと思う。銃口を向ける敵にも「話せばわかる」と諭した犬養毅、軍縮を主張して陸軍から疎まれた宇垣一成、国賊のレッテルを張られながらも毅然として信義と、戦争反対を貫いた平沼騏一郎、本当に偉いと思う。
いま日本に、世界に必要なのは、本当の平和精神を持った、吉備の国の人間の活躍ではないのか。

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