岡山人物銘々伝を語る会第94回 4月例会のご案内
岡山人物銘々伝を語る会ではこれまで郷土の歴史上の人物の伝記を語る会を毎月開催してきました。以下の要領で4月例会を開催いたします。どなたでも参加出来ます。参加ご希望の方は事務局までお申し込みください。
幕末~明治の新宗教の中でも最も代表的教団として
発展したのが黒住教です。階級や立場に分け隔てなく教えを説いた教祖の教えは黒住教信徒でなくとも親しみを感じ、地元岡山でも郷土を代表
する偉人として尊敬されています。1814年の冬至の日に開教のきっかけになった霊的体験を教祖がしてからちょうど今年が200年になり
ます。今回は郷土を代表する偉人として教祖の生涯を学んで行きたいと思います。
以下の予定で開催いたします。ご参加お待ちしています。参加お申し込みください。
記
日時:
平成26年4月18日(金)※ 午後6~8時
第3金曜日(※通例は第3金曜日です)
場所:
岡 山県立図書館 2階 サークル活動室
内容: 「黒住宗忠を語る」
講師: 黒住教教学局学院長 黒住
信彰氏
参加費::1000円
テーマ:黒住宗忠について
岡山は数多くの宗教家を輩出していますが、その中でも代表的な一人が黒住教教祖黒住宗忠です。
黒住宗忠は安永9年(1780)今村宮禰宜の家に生まれました。幼い頃から親孝行で有名で、藩か
らも表彰されるほどでした。
ところが23歳の時、母そして父までが病に倒れ、必死の看病にもかか
わらず相次いで亡くなってします。敬慕する両親を失った悲しみから極度の神経衰弱に陥り結核をも患い、もはや命も無いかと思われました
が、文化11年(1814)冬至の朝、太陽を浴びる中に忽然と天照太神と一体となる霊的体験を
します(天命直受)。その日から病気もみるみる回復し、その体験を人々に語るうちに、人々も感動を受け、病気や悩みを持った人々など数しれず救われていきました。生涯、教えを述べながら嘉永3年(1850)昇天、享年71歳でした。
その後その教えはその弟子たちによって広められ、とりわ
け京では皇室や公家の信仰が篤く、吉田神道の地、神楽岡に宗忠神社が創建され、孝明天皇の勅願所にもなっていきました。
連絡先 「岡山人物銘々伝を語る会」事務局
山田良三 〒703-8225 岡山市中区神下341
TEL&FAX:086-806-2525 090-1033-3327(山田携帯)
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