今年もよろしくお願いいたします
吉備楽土
代表 山田良三
昨年は当ブログの拙文ながらお読みいただいた皆さんに心より感謝を申し上げます
今年は少しは上質な記事を書けるよう取り組む覚悟で新年を迎えました。
吉備発日本と世界を変えていく原動力の一つになりたいと願い決意ししております。
さて、11月最初の岡山人物銘々伝を語る会の案内ができました。
今月は案内が遅れましたが、御許し下さい。
1月は岡山人物銘々伝を語る会代表代行 作家の久井勲さんの担当です。
以下1月例会の案内です
「岡山人物銘々伝を語る会」第90回例会のご案内
代表世話人代行 久井
勲
第90回(平成25年12月20日)の例会は。福田明正さんによる「雪舟」でした。さすが、
ご出身地の、日本絵画史上の巨星を賛仰されるお気持ちが伝わってきました。枯淡にして哲学的、
勇壮にしてまた繊細な画風は、日本人の芸術観、自然観に大きな影響をあたえ、むしろ作り上げて
きたと言えるのではないでしょうか。現存する作品6点が現在国宝に指定されているのは驚きでした。
中でも「山水長巻図」は、いつの時代も教科書に掲載されており、日本人にはおなじみです。あの
茫漠とした自然の中で、縦の直線がキリッとした秩序や自然の規則性を感じずにはいられません。
日本人は、自然を優雅なものとして認識する感覚が昔からあったと思いますが、室町時代以降は、
そのような感覚も混じりあってきたように、私は感じています。
さて1月例会は、次のとおり開催いたします。多数のみなさんのご参集をお待ちしています。
記
日時:
平成26年1月17日(金)※ 午後6~8時 (※通例は第3金曜日です)
場所:
岡山県立図書館 2階 サークル活動室
内容:
「徳永柳洲とその時代」
講師: 久井 勲 氏
参加費::500円
【徳永柳洲】
徳永柳洲は、明治4年(1871)、和気町藤野生まれの洋風画家。若くしてパリに学びますが、
この折、与謝野鉄幹・晶子夫婦と同じ航路でした。それが後々まで、親交を結ぶきっかけと
なっており、鉄幹の新聞記事に彼自身が挿絵を描いているほどでした。帰国後は自分の画風に
悩みますが、関東大震災の惨状を記録する動機で大作を二十数残しており、徳永はその後数年間
それら作品を全国巡回し復興救済資金に充てましたその後は画壇第一線から離れ、昭和11年
(1936)、富山県にて傷害を閉じました。
昨秋、岡山県立美術館にて「震災画家、徳永柳集展」が開かれました。
参加希望は事務局 山田まで メールください
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紹介
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