岡山人物銘々伝を語る会 5月以降の予定をご案内します。お誘いあわせの上ご参加ください。
5月例会(第82回) 日時:5月17日(金)18時~20時
会場:岡山県立図書館2Fサークル活動室 会費:1000円
講師:内山章子(あやこ)さん
テーマ:鶴見家の人々
~人生のリセット~老いの醍醐味」
内山章子(あやこ)さんは、絹糸紡績業の先駆者鶴見良憲氏の孫、 鶴見俊輔氏の妹です。ほかに父の文筆家・政治家の鶴見祐輔氏、姉に上智大学教授・歌人の鶴見和子、兄は哲学者の鶴見俊輔氏、母方の祖父に政治家の後藤新平氏など多くの著名人がおられます。
また、ご主人の内山尚三氏は東大法学部を卒業後、法政大学の法学部長・札幌大学学長を勤められ、平成14年に亡くなられました。 祖父の鶴見良憲氏は高梁市備中町の生まれで、父の鶴見祐輔氏は祖父の仕事の関係で群馬県の生まれですが、父とともに岡山に来て旧制岡山中学から一高・東大卒業後、鉄道省に勤務、その後岡山県から、衆議院議員に当選し、戦後は厚生大臣に就任しています。
内山章子さんは、自書の「雪中花」や「鶴見和子病床日誌」などで、母(後藤新平の長女)、父(鶴見祐輔)、早逝した長男、夫の看病をし、最後に姉の鶴見和子の死を看取り、自分自身の最後の人生をスタートさせたと云われています。 母からは祖父・後藤新平の三訣「人にお世話にならぬよう。人のお世話をするよう。そして、報いを求めぬよう」を聞かされ、これを心にとめ、生きて来られたと述べています。
昨年、8年がかりで京都造形芸術学部通信教育部を卒業されました。83歳での卒業です。
5月17日は、両親や姉妹の看護をし看取ってきた体験の中で生きる意味や家族への思いを語っていただきます。
6月例会(第83回) 日時:6月21日(金)18時~20時 会場:きらめきプラザ2F ゆうあいセンター第1研修室 会費:1000円
「六高教師ガントレットと二人の国民的作曲家」 講師:澤田栄夫山陽学園大学教授
ここでいう二人の国民的作曲家とは岡野貞一と山田耕筰のことですが、二人とも少年時代を岡山で過ごし、音楽を通じてエドワード・ガンフレットと深い関わりを持っています。岡野貞一は「故郷」「朧月夜」「紅葉」「春が来た」などの作曲家で、戦前の岡山市歌の作曲者でもあります。ガントレットについては拙著『門田界隈の道』で詳しく言及しています。
吉備歴史探訪会5月例会 懇話学習会
5月25日(土) 10:00~
4月例会の熊山訪問の報告と、熊山をめぐる古代~近代までの関係史をテーマとします。
岡山中和歴史研究会(仮称)日本と半島の関係史を中心いした勉強会です
5月19日(日) 19:00~
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