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2013年5月22日水曜日

内山章子さんの話

5月17日(金)岡山県立図書館で内山章子(うちやまあやこ)さんの話がありました。
最初に父親の鶴見祐輔さんの話、次に兄の鶴見俊輔さんの話、そして、姉の鶴見和子さんの話。
身内でなければわからないような裏話を交えながら、家族一人一人の人柄や、人生を語ってくれました。特にお姉さんの鶴見和子さんは10年間に渡って、手足の不自由な生活を余儀なくされ、その間、東京から京都に通っての看護でした。
生涯、ずっと家族の面倒ばかりを見続けてきた章子さんでしたが、お姉さんの看護で京都に通いながら、京都の大学で学士をとられました。老いて益々向学心に燃えておられます。

翌日は鶴見家の本家のある備中町(元の代官所)で講演をされる予定で出発されました。

2013年5月20日月曜日

秦歴史遺産保存協議会でお話させていただきました。

昨日、総社市秦の、秦小学校で開かれた秦歴史遺産保存協議会の総会で秦氏について語らせていただきました。「謎の秦氏と吉備國」という題で、秦氏の全体像から吉備の秦氏の実像まで、私なりの見解を紹介させていただきました。それなりの反響をいただき大変ありがたく思っています。
それにしても、地域の方々の熱心さに感心いたしました、いろんな方が奉仕し、助け合って地域の復興のために努めておられる姿に、さすが秦氏の元郷とも言える秦(ハダと読みます)の人たちだなあと思いました。
昨年発見された1丁ぐろ古墳の発掘調査の件など課題も多いと会長の板野さんもおっしゃられていましたが、われわれも微力でも応援していかないといけないなと思わされました。
口コミやネットを通しても、正木山、一丁ぐろ古墳や秦廃寺、福谷の姫社神社など日本の歴史に大きな貢献をしてきた秦氏の歴史を語る史跡として、多くの方に紹介していきたいと思っています。
昨日は総社市教育委員会の武田さんから一丁ぐろ古墳のその後をいろいろ聞かせていただきました。もっと多くの方に古墳のすごさや意義を知らせていってあげなければとあらためて思わされました。
ありがとうございました。

詳しい内容など順次このブログでも紹介してまいります。
今後ともブログの応援もよろしくお願いいたします。

吉備楽土 代表 山田良三

2013年5月13日月曜日

「謎の秦氏と吉備國」秦で講演します。

5月19日(日)午後、総社市秦の秦小学校で秦歴史史跡保存協議会の総会があります。
その記念講演に吉備楽土代表の山田が招かれて講演いたします。
題は「謎の秦氏と吉備國」です。
午後2時頃からの予定ですので、関心がありましたらぜひおいでください。主催者のかたに聞きしましたところ一般の参加歓迎とのことでした。
なお、午後1時45分くらいからは総社市の学芸員の方が来られて、「一丁ぐろ(土偏に丸)古墳」についての話しがあります。一丁ぐろ古墳は4世紀ごろに築造されたという全長80メートルからの前方後方墳です。(以前このブログでも取りあげました。)、この話しも面白いと思いますので、お聞きになってはいかがでしょうか。

吉備楽土からのご案内

今後の予定でご案内している内容です。


岡山人物銘々伝を語る会 5月以降の予定をご案内します。お誘いあわせの上ご参加ください。
5月例会(第82回)  日時:5月17日(金)18時~20時      
会場:岡山県立図書館2Fサークル活動室  会費:1000円
講師:内山章子(あやこ)さん      
テーマ:鶴見家の人々 ~人生のリセット~老いの醍醐味」
内山章子(あやこ)さんは、絹糸紡績業の先駆者鶴見良憲氏の孫、 鶴見俊輔氏の妹です。ほかに父の文筆家・政治家の鶴見祐輔氏、姉に上智大学教授・歌人の鶴見和子、兄は哲学者の鶴見俊輔氏、母方の祖父に政治家の後藤新平氏など多くの著名人がおられます。
 また、ご主人の内山尚三氏は東大法学部を卒業後、法政大学の法学部長・札幌大学学長を勤められ、平成14年に亡くなられました。 祖父の鶴見良憲氏は高梁市備中町の生まれで、父の鶴見祐輔氏は祖父の仕事の関係で群馬県の生まれですが、父とともに岡山に来て旧制岡山中学から一高・東大卒業後、鉄道省に勤務、その後岡山県から、衆議院議員に当選し、戦後は厚生大臣に就任しています。
 内山章子さんは、自書の「雪中花」や「鶴見和子病床日誌」などで、母(後藤新平の長女)、父(鶴見祐輔)、早逝した長男、夫の看病をし、最後に姉の鶴見和子の死を看取り、自分自身の最後の人生をスタートさせたと云われています 母からは祖父・後藤新平の三訣「人にお世話にならぬよう。人のお世話をするよう。そして、報いを求めぬよう」を聞かされ、これを心にとめ、生きて来られたと述べています。
 昨年、8年がかりで京都造形芸術学部通信教育部を卒業されました。83歳での卒業です。
5月17日は、両親や姉妹の看護をし看取ってきた体験の中で生きる意味や家族への思いを語っていただきます。

6月例会(第83回)  日時:6月21日(金)18時~20時  会場:きらめきプラザ2F ゆうあいセンター第1研修室  会費:1000円
「六高教師ガントレットと二人の国民的作曲家」  講師:澤田栄夫山陽学園大学教授
ここでいう二人の国民的作曲家とは岡野貞一と山田耕筰のことですが、二人とも少年時代を岡山で過ごし、音楽を通じてエドワード・ガンフレットと深い関わりを持っています。岡野貞一は「故郷」「朧月夜」「紅葉」「春が来た」などの作曲家で、戦前の岡山市歌の作曲者でもあります。ガントレットについては拙著『門田界隈の道』で詳しく言及しています。 
     

吉備歴史探訪会5月例会 懇話学習会


5月25日(土) 1000~    

4月例会の熊山訪問の報告と、熊山をめぐる古代~近代までの関係史をテーマとします。


岡山中和歴史研究会(仮称)日本と半島の関係史を中心いした勉強会です


5月19日(日) 1900~ 


2013年5月10日金曜日

岡山人物銘々伝を語る会5月例会 内山章子さんのお話です。

岡山人物銘々伝を語る会5月のご案内


                   平成255

   「岡山人物銘々伝を語る会」第8回例会のご案内
                         代表世話人代行 久井 勲
  
 第8回(平成251日)の例会は、杉嘉夫さんが「池田綱政と後楽園」につい語ってくれました。平生、後楽園で観光ボランティアガイドをしていらっしゃることもあって、聴く側の期待にそった平易な語り口は聴きごたえのあるものでした。今日の後楽園は観光名所としての庭園という印象が強いですが、杉さんの講話では、綱政の ①公家文化 への憧れと流儀店, ②観音信仰と慈眼堂、③防衛構想と芝生が 見落としてはならない点となっています。綱政の人柄は巷説では、あまりよいものではありませんが、それは幕府への一種の陽動作戦のようなもので、藩を政治的にも財政的も安定経営していくための要諦をよく知ったうえでの振る舞いであったのかもしれないとする杉さんのお話は、なかなか斬新で説得力のあるものでした。綱政の造園構想のよってきたるところについて杉さんは、イ)参勤交代の途中、光政・綱政がそれぞれの娘の嫁いだ京の一条家によく立ち寄っていたこと、ロ)幕府からの指示で禁裏造営役を担当したことが切っ掛けになっているのでは、としています。こういう裏面を披露してもらうと、後楽園の見方がまた変わってくるようです。歴史の中に為政者の思いや憧れといった主観的な面が見えてきます。機会があれば、後楽園でガイドの杉さんから改めてお聞きしてみたいものです。
月例会は、通常通り下記の要領で開催いたします。              
   日時: 平成2517()※ 午後68時  (※通例は第3金曜日です)
   場所:県立図書館 2サークル活動室  内容:「鶴見家の人々 人生のリセット~老いの醍醐味
   講師:内山章子(あやこ)氏      参加費:1,000
講師 内山章子さんについて(田中浩明さんの紹介から)
内山章子(あやこ)さんは、以前当会で発表のあった絹糸紡績業の先駆者鶴見良憲氏(平成24年4月・田中浩明氏が発表)の孫、 鶴見俊輔氏(平成24年8月・高橋義雄氏が発表)の妹です。ほかに父の文筆家・政治家の鶴見祐輔氏、姉に上智大学教授・歌人の鶴見和子、母方の祖父に政治家の後藤新平氏など多くの著名人がおられます。
 ご主人の内山尚三氏は東大法学部を卒業後、法政大学の法学部長・札幌大学学長を勤められ、平成14年に亡くなられました。 祖父の鶴見良憲氏は高梁市備中町の生まれで、父の鶴見祐輔氏は祖父の仕事の関係で群馬県の生まれですが、小学校のとき、父とともに岡山に来て旧制岡山中学から一高・東大卒業後、鉄道省に勤務、その後岡山県から、衆議院議員に当選し、戦後は厚生大臣に就任しています。
 内山章子さんは、自書の「雪中花」や「鶴見和子病床日誌」などで、母(後藤新平の長女)、父(鶴見祐輔)、早逝した長男、夫(内山尚三)の看病をし、最後に姉の鶴見和子の死を看取り、自分自身の最後の人生をスタートさせたと云われています
 母からは祖父・後藤新平の三訣「人にお世話にならぬよう。人のお世話をするよう。そして、報いを求めぬよう」を聞かされ、これを心にとめ、生きて来られたと述べています。
 昨年、8年がかりで京都造形芸術学部通信教育部を卒業されました。83歳での卒業です。

父様である鶴見祐輔さんや後藤新平の娘である母や兄弟姉妹のことなどのお話しとともに、「人生のリセット~老いの醍醐味と題して、老いとともに益々人生の醍醐味を味わって生きられる生き様を語っていただきます。

参加希望の方は吉備楽土(山田)似ご連絡ください。