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2011年6月22日水曜日

阪谷朗蘆、三島中洲と渋沢栄一 岡山人物銘々伝を語る会6月例会

今回講師の高橋義雄氏は岡山の金融史をまとめられた方である。日本資本主義の父と言われる渋沢栄一とゆかりの岡山の人物として興譲館の創始者阪谷朗蘆と山田方谷の弟子であり二松学舎の創立者三島中洲を取り上げた。ともに儒学者でありながら西洋の文化を取り入れ、教育や産業の発展に貢献した。
三島中洲については以前この会でテーマで取り上げられたことがあるが、阪谷朗蘆については今回が初めて、興譲館は最近駅伝で有名になったが、学校創立の背後にこのような人物の、このような教えがあったことを知り、郷土として誇るべきものであると感じた。校訓とその意味なども紹介されたが、実に味わい深い内容であった。

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