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2015年6月4日木曜日

「方谷の高弟三島中洲の思想とその影響-渋沢栄一等」~岡山人物銘々伝を語る会6月例会

岡山人物銘々伝を語る会の例会案内ができました



「岡山人物銘々伝を語る会」第106回例会(6)のお知らせ
                       
                              世話人代行  久井 勲
 
5月の第105回例会は、杉嘉夫さんに池田光政 熊沢蕃山三千石登用の謎について語って
いただきました。熊沢蕃山を語るに、人物考察上の学術意見はもとより、史料(学者番付表)
歌舞伎演目(「あさがお日記」)、赤穂藩をめぐる動静、と多面的な分野のアプローチで語っ
ていただきました。歴史を語る時には、特に政治的な人物は、政治の世界の材料だけで語られ
がちですが、熊沢蕃山の場合は、幸いいろいろな領域での事績やエピソードが残っています。杉さんは、それらを一つひとつ細かく拾ってくれました。光政の時代、江戸時代の初期において、これほどの材料がそろう歴史人物は珍しいのではないでしょうか。江戸期には実学の概念が整理されてきて、それは結局、“人の道の助け”になるだけにとどまらず、さらには江戸期四名君(保科正之、徳川光圀、上杉鷹山、池田光政)の事績に見られるように、人の“経済生活”の助け“にまで連なっていくようにも思えます。蕃山はその嚆矢たる意義を果たしたのではないかと私は考えます。
 毎度ながら、杉さんにおかれては、見やすくて簡潔なスライドでご説明をいただきありがとうございました。

以下の予定で6月例会を開催いたします。ご参加お待ちしています。参加お申し込みください。
参加希望の方はこちらにメールください
                   
 

岡山人物銘々伝を語る会1066月例会 
 
日時:619日(金)18002000     会場:県立図書館サークル活動室2 
 テーマ:方谷高弟三島中洲の思想とその影響-渋沢栄一等」
講師:  方谷研究会理事 高橋義雄氏
 参加費:500円 
 
山田方谷先生の弟子として、二松学舎の創設者としても知られる三島中洲は様々な形で日本の精神や文化に多大な影響を残した人物です。今回三島中洲と交友のあった人物との関係、その中でも代表的な人物の一人が日本の産業文化に多大な功績を残した渋沢栄一です。そのほか三島中洲の及ぼした影響と影響を受けた人物について方谷研究会理事高椅義雄氏から話をお聞きします。

当日講演の要旨
『山田方谷の高弟三島中洲の思想と影響-渋沢栄一等』
      方谷研究会理事 高橋義雄
概略:窪屋郡中島村(現倉敷市中島)出身の漢学者三島中洲は、山田方谷の第一の高弟で、幕末に方谷の片腕として、備中松山藩の藩政改革に活躍した。
 明治5年に新政府の命により上京、裁判官に就任、後に大審院判事として民法編纂に参加した。明治10年、漢学塾二松学舎を創設、生徒に嘉納治五郎、夏目漱石、犬養毅等がいた。東京講師、東大等で漢学を講じ、漢学の泰斗として、重野成斎、川田甕江とともに三大文宗と称せられた。明治11年、高梁に第八十六国立銀行を板倉勝静等を株主として設立した。その後、川田甕江の後、大正天皇の侍講となり、漢詩を指導、大正天皇は歴代天皇で最多の漢詩を作詩した。三島は方谷の思想(「知行合一」)を発展させて、「義理合一論」)を唱えた。
 埼玉県出身の渋沢栄一は親交のある三島の思想に感銘して「道徳経済合一説」を唱えるとともに『論語と算盤』を著し、経営に儒教理念を採用した。企業経営から得た利益を教育、福祉、国際、社会活動に投入した。
 長岡出身の外山脩造は河井継之助の学僕であった。江戸末期に三島から昌平黌で漢文を学び、維新後に銀行局職員となり、明治10年に三島の国立銀行設立申請を指導した。後に大阪の大手の銀行再建に活躍し、日銀初代の大阪支店長に就任。退任洋行して帰国。銀行、大阪麦酒、商業興信所、阪神電気鉄道会社を設立し、関西経済界を指導した。三島の思想(「義は利に優先」)は渋沢を通じて広く経済界に影響を与えた。阪神球団は阪神鉄道の子会社。
高梁出身の団藤重光(東大名誉教授、宮内庁参与、文化勲章受章者)は陽明学(熊沢蕃山に私淑)を信奉して、我が国の刑法学を確立した。
その他、大原孝四郎(倉紡設立)、大原孫三郎(大原美術館設立)、守分十(中国銀行第3代頭取)、 川崎祐宣(川崎病院、川崎医科大学設立)等が儒学の影響を受けていた。




今後の予定
月日 テーマ 講師 会場 備考
6
19
三島中州とその影響ー渋沢栄一 高橋義雄 県立図書館
サークル活動室2


7
17
小堀遠州 福田明正 県立図書館
サークル活動室2


8
21
坂崎出羽守(浮田詮家)は伊賀忍者か 坪井章



9月








10 宇垣一成 岡本芳明






岡山人物銘々伝を語る会事務局
山田良三 メールはこちら

2015年5月12日火曜日

岡山人物銘々伝を語る会平成27年5月例会

岡山人物銘々伝を語る会5月例会が開かれます
日時:平成27年5月15日(金)18:00~20:00
ところ:岡山県立図書館サークル活動室(県立図書館2F)
テーマ:池田光政 蕃山三千石登用の謎
講師:杉嘉夫
参加費:500円

江戸時代最も注目された反骨の儒学者が熊沢蕃山です。
池田光政に重用され備前岡山藩の藩政に寄与しますが、晩年は幕府から危険視されて岡山を離れ隠棲生活を余儀なくされました。しかし彼の説いた教え(中江藤樹の影響を受け王陽明の教えを受け入れる)は幕末の変革の思想的原動力になります。山田方谷先生もその一人でした。
それらは、池田光政が蕃山を登用したことに始まります。池田光政は何故蕃山を三千石の高禄をもって登用したのか?興味深いテーマです。

お問い合わせは:岡山人物銘々伝を語る会事務局 山田まで(090-1033-3327)
メールはokayamajinbutsu@gmail.comまで

2014年10月4日土曜日

岡山人物銘々伝を語る会第99回例会ご案内

 岡山人物銘々伝を語る会の例会ご案内です

参加希望はこちらまで メールください。(担当:山田)



                               平成26105

「岡山人物銘々伝を語る会」第99回例会のご案内                          
                              世話人代行  久井 勲
9月の第98回例会は、岡山歴史研究会会長、宇喜多史談会理事の天野勝昭さんに「宇喜多家の
人々」について話していただきました。宇喜多家は、岡山の歴史の諸相に登場してくるわけで、その
つど参照しなければならない歴史人物です。当会で“語る”うえでもよく引用・確認しなければ
ならないところ、豊富かつ分かりやすい形の資料をご用意いただけたことは大助かりです。それに
しても宇喜多家は、時代が戦国時代という、立場が変われば、また戦時局面が変われば行動原理が
めまぐるしく変わるという状況の中ですから、歴史評価もいろいろのあるようです。例会では、その
中でも、最後の貴公子、宇喜多秀家のこと、そして妻豪姫、さらに豪姫の実家加賀前田家の姿勢と
いったことどもにも話が及びました。この点は宇喜多史談会の方たちもお見えだったことから話が
大いに弾みました。“銘々伝を語る会”として本来の目的にかなった形で、また部屋が“満員御礼”
となるほどに皆さんのご意見を語っていただけた点が、まことにうれしかったです。
お話しいただいたこと以外に、岡山城築城400年関連事業、山城関連年表宇喜多同族会
記事、宇喜多家略系図等もご用意いただき、今後の当会としてもありがたく存じます。天野勝昭さん
に感謝いたします。

  第99回 10月例会ご案内 
以下の予定で10月例会を開催いたします。ご参加お待ちしています。参加お申し込みください。
                      記
     日時:  平成261017() 午後68  第3金曜日(※通例は第3金曜日です)
     場所:  岡山県立図書館 2階  第2サークル活動室 (9月と同じ第2です。)
     内容: 「妹尾兼康を読む」   講師:妹尾 次男  妹尾・箕島を語る会事務局長
    参加費: 500
  【10月例会】 テーマ:妹尾兼康を読む」
 妹尾兼康というと平家方で戦った武勇に優れた侍として有名で様々な歴史物語にも登場して、その名を知らないものはないであろう。しかし、その実像はあまり知られていない。特に地元岡山では歴史的資料に接することも少ない。そのような中、岡山県の歴史資料館に保存された資料の中から妹尾兼康に関する資料を見つけ、さらにその資料を自ら解読したのが、今回講師を勤められる妹尾次男さんです。妹尾さんご自身が妹尾一族の末裔であり。今はゆかりのある妹尾に在住。地域の歴史愛好家の皆さんと交流を深めている。今回は、その妹尾次男さんに「妹尾兼康を読む」と題して語っていただく。


山陽新聞情報ひろばにて案内予定です。(10日木曜日掲載予定)お誘いあわせの上ご参加ください。

2014年9月14日日曜日

秦氏を考える

最近、読み始めた「続 秦氏の研究」大和岩雄氏の著作、先の「秦氏の研究」に続く大著である。
  今回の著作で、大和氏は秦人・秦の民について、その技術、芸能、巫覡の技に着目、秦の指導者層である「秦氏」よりも秦氏人引き連れられて来た人民のj実像を記述している。
  華やかな表舞台に登場する秦氏の指導者より、人民に着目することで、より秦氏全体の実像を知ることができる。大和岩雄氏はあとがきの中で自らを85歳の老人と記している。渾身の力で書かれた本著は、日本における秦氏研究に多大な貢献をする著作となるであろう。
  正史の中では何故か無視され河内の秦の民の話から始めて、鍛冶の技術集団としての秦の民、古代祭祀から、八幡、稲荷、白山信仰に深く関わり、和気清麻呂や空海との関わりなど詳しく著述している。
  秦氏の実像を知る上で必読と思う。

2014年9月11日木曜日

岡山人物銘々伝を語る会第98回例会

岡山人物銘々伝を語る会第98回例会のご案内です。
代表代行の久井勲さんの先回例会のまとめとご案内です。
皆様の参加お待ち致します。
参加希望は山田まで または
okayamajinbutsu@gmail.com

                               

「岡山人物銘々伝を語る会」第98回例会のご案内                          
                              世話人代行  久井 勲
8月の第97回例会は、大濱文男さんに「古川古松軒」について話していただきました。古松軒の花咲いた時期は主に寛政期。地理学という、地味ながら時代はその充実を待っていた研究分野で、
   丹念に丁寧に記録を重ねていく姿は、やがて松平定信にまで聞こえるようになりました。“地理学”
といっても、地理・測量面といった客観的な事柄にとどまらず、今日でいう地誌・生活・地政・生業
といった人間的な事柄についても、几帳面に現地・実検主義で調査記録する“メモ魔”であったよう。
の描いた「備中国加夜郡高松城水攻地理之図」により羽柴秀吉の水攻め堤防が実際は300メート
ル程度であったことが最近裏付けられたようで、現代においても新たな驚きをもたらしてくれていま
す。主著の「西遊雑記」、「東遊雑記」のうち、「東遊雑記」はすでに東洋文庫で刊行されているよう
で、これを読んでみたい気になりました。想像するに、当地の人間生活的な面の記述がきっと面白いでしょう。地理といえば伊能忠敬というイメージが強いですが、なかなか別角度から面白い地理学者が岡山にいたことを紹介して下さった大濱文男さんに感謝いたします。

  9月の例会ご案内 
以下の予定で9月例会を開催いたします。ご参加お待ちしています。参加お申し込みください。
                      記
     日時:  平成26919() 午後68  第3金曜日(※通例は第3金曜日です)
     場所:  岡山県立図書館 2階 サークル活動室 

     内容: 「岡山城築城400」   講師: 岡山歴史研究会会長 天野勝昭 氏    
      参加費:700円 (資料代込)


  【9月例会】 テーマ:宇喜多家の人々
当日使用のレジメから 豊富な資料とともにお話していただきます 
1.岡山城築城400年関連事業から
1)宇喜多家を本格的にクローズアップ 
岡山城築城400年関連事業推進協議会設立趣意書と名誉顧問・参与 岡山市東京事務所ホームページより
2)岡山城関連年表  戦国時代から明治時代へ(歴代城主 築城史 城下町形成史 干拓史など)
3)宇喜多同族会  新聞記事(南海タイムス 読売新聞) 宇喜多直系15代宇喜多秀臣氏と宇喜多同族会事務局長高山友禅氏の寄稿文
4)矢野家と平野家  宇喜多秀家公と矢野家  関ヶ原合戦地と矢野家訪問について寄稿文
  宇喜多秀家公と平野屋敷
5)前田家、池田家  山陽新聞「一日一題」と関ヶ原関係地図及び関係資料
2.宇喜多家の系図から
1)宇喜多家略系図と三代年譜
2)三代秘話展(能家 直家 秀家)
3)系図表(宇喜多同族会関係者作成による当代まで)
  宇喜多七家と村田道珍斎関係の詳細な系図)
3.宇喜多家史談会会報から
1)掘り起こされた人物 ア宇喜多キリシタン(宇喜多同族会事務局長高山友禅氏の起稿文
 イ豪姫と謎のふり姫(宇喜多家史談会会長柴田一氏の寄稿文)
2)宇喜多家と光珍寺(宇喜多家史談会事務局長石渡隆純住職の寄稿文)

2014年8月13日水曜日

第97回岡山人物銘々伝を語る会

第97回 8月例会ご案内 
以下の予定で8月例会を開催いたします。ご参加お待ちしています。参加お申し込みください。
                      記
     日時:  平成261() 午後68  第3金曜日(※通例は第3金曜日です)
     場所:  岡山県立図書館 2階 サークル活動室 
     内容: 「古川古松軒   講師: 大濱文男     参加費:500円 
  【8月例会】 テーマ:古川古松軒 
 江戸中期の地理学者。備中国下道郡新本村(現総社市)に生まれる。各地を旅行し治世繁盛人情風俗を調べた。山陽路から九州を巡行し「西遊雑記」を著す。幕府巡見使随行、奥羽から松前付近の蝦夷地まで巡行し「東遊雑記」を著す。松平定信に献じた。定信の命により武蔵国の地理を調べ「四神地名録」をまとめる。

明治4年に山陽新報が募った岡山県十傑投票では奇傑部門の首位に選ばれている。最近大河ドラマの黒田官兵衛では高松城の水攻めが取り上げられたが、古川古松軒の描いた「備中国加夜郡高松城水攻地理之図」(県立図書館に所蔵中)により水攻め堤防が300メートル程度であったことを裏付けられた。真面目な地理学者として現地を訪れ人情や風土を文章や絵にしたためた。今もその洞察力が各地で注目されている。 

山田までお申し込みください

吉備歴史探訪会8月例会

吉備歴史探訪会
8月例会
歴史を学ぶ・・・講座と懇談  
テーマ:「美作の人と歴史」Ⅱ
講師:近藤泰宏氏 津山歴史人物研究会

六月の例会は津山歴史人物研究会の近藤さんに「美作の人と歴史」について話していただきましたが、今月はその続きとしてその続編として法然上人の家系の秘密などさらに掘り下げて話をしていただきます。

日時:823日(土)午前9時30分~12時
場所:ゆうあいセンター(北区南方 きらめきプラザ~もとの国立病院2F
参加費:300円(資料代)

○参加及び案内希望の方は山田まで
携帯:090-1033-3327

メールは こちらに