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2014年8月13日水曜日

第97回岡山人物銘々伝を語る会

第97回 8月例会ご案内 
以下の予定で8月例会を開催いたします。ご参加お待ちしています。参加お申し込みください。
                      記
     日時:  平成261() 午後68  第3金曜日(※通例は第3金曜日です)
     場所:  岡山県立図書館 2階 サークル活動室 
     内容: 「古川古松軒   講師: 大濱文男     参加費:500円 
  【8月例会】 テーマ:古川古松軒 
 江戸中期の地理学者。備中国下道郡新本村(現総社市)に生まれる。各地を旅行し治世繁盛人情風俗を調べた。山陽路から九州を巡行し「西遊雑記」を著す。幕府巡見使随行、奥羽から松前付近の蝦夷地まで巡行し「東遊雑記」を著す。松平定信に献じた。定信の命により武蔵国の地理を調べ「四神地名録」をまとめる。

明治4年に山陽新報が募った岡山県十傑投票では奇傑部門の首位に選ばれている。最近大河ドラマの黒田官兵衛では高松城の水攻めが取り上げられたが、古川古松軒の描いた「備中国加夜郡高松城水攻地理之図」(県立図書館に所蔵中)により水攻め堤防が300メートル程度であったことを裏付けられた。真面目な地理学者として現地を訪れ人情や風土を文章や絵にしたためた。今もその洞察力が各地で注目されている。 

山田までお申し込みください

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