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2014年9月14日日曜日

秦氏を考える

最近、読み始めた「続 秦氏の研究」大和岩雄氏の著作、先の「秦氏の研究」に続く大著である。
  今回の著作で、大和氏は秦人・秦の民について、その技術、芸能、巫覡の技に着目、秦の指導者層である「秦氏」よりも秦氏人引き連れられて来た人民のj実像を記述している。
  華やかな表舞台に登場する秦氏の指導者より、人民に着目することで、より秦氏全体の実像を知ることができる。大和岩雄氏はあとがきの中で自らを85歳の老人と記している。渾身の力で書かれた本著は、日本における秦氏研究に多大な貢献をする著作となるであろう。
  正史の中では何故か無視され河内の秦の民の話から始めて、鍛冶の技術集団としての秦の民、古代祭祀から、八幡、稲荷、白山信仰に深く関わり、和気清麻呂や空海との関わりなど詳しく著述している。
  秦氏の実像を知る上で必読と思う。

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