2012年2月6日月曜日
岡山人物銘々伝を語る会 2月は「杉鮫太郎」
岡山人物銘々伝を語る会 2月は「杉鮫太郎」です。
代表代行 久井勲さんの1月例会の感想と2月案内です。
第66回(平成24年1月20日)の例会は、菱川克是さんと大濱文男さんに「出口日出麿」について語っていただきました。高見元男が、出口王仁三郎の娘直日と昭和3年に結婚して妻の姓となり、出口日出麿(ひでまる)と名乗ることになるわけですが、出口家と高見家、良家の家系図にさかのぼって大本教の依って来たるところをご説明いただきました。高見元男は倉敷出身で、六高、京大文学部で学びますが(大正13年退学)、大本教は大正10年と昭和10年に弾圧を受けています。教団として決して平坦ではない日々の中、満州・朝鮮を含む各地への精力的な布教で、多くの信者を獲得していきました。
大本教の「大本」とは、霊主体従の考え方で、世の中の“大本”を変えていくとの考えに基づくものであること、また大本教の方々には兵庫県綾部市に移住される方が多いこと、さらに合気道の始祖、植芝盛平翁やロス・オリンピック体操競技で個人総合優勝の日体大・具志堅幸司選手も大本教の信者であることを知りました。
2月の例会は下記のとおりです。
記
日時:平成24年2月17日(金)※ 午後6~8時 (※通例は第3金曜日です)
場所:岡山県立図書館 2Fサークル活動室1
内容:「杉 鮫太郎」
講師: 竹原 省三 氏 (本会会員)
参加費:500円
杉鮫太郎について
斉藤茂吉の門下の俊逸の一人であって、愛称「杉鮫」と呼ばれていた。戦後の「アララギ」が土屋文明一辺倒の中、茂吉の系統は影を薄めてゆき、その 中で姿を消して行った。
岡山文庫の[岡山の鳥]の著者としても知られる。
連絡は吉備楽土 山田まで
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