物事は何事も、視点を拡大して見る事である。
狭い地域や国、地球と言う範囲も超えてみることである。宇宙も越えてみる。時間も越えてみる。
今われわれは限定した価値観の中で生きている。たとえば歴史観などは、常に時の為政者に都合のいいように書き換えられて教えられ、それが当たり前のように思わされて、われわれも育ってきた。
今社会が抱えている問題、たとえば今日本は年金問題・・・税と福祉のいったい改革などといって・・政権政党といろいろ議論がされているが・・・問題は何か?どのように結論を出して行ったらいいのか?結局、政府与党、野党、関連する企業や団体、国民、マスコミ・・・みんな自分の思惑で動いている。
抜本的な改革をしなければならないと気が付いているのだけれど、それをやると自分たちに不利益があるのではないかと言う思惑が変革を遅らせている。そして問題をますます大きくさせていっている。
みんな自分と言うものに囚われているから。
問題は何か?視点を拡大すればするほど、却って見えてくるのは個別の問題である。置き去りにされ、放置されてきた問題である。社会の中で疎外されてきた問題である。結局それらの問題が、物事の進展を阻害し、解決をおくらせてきた問題がクローズアップされてくるのである。
具体程問題は引き続き投稿して行こう。
2012年2月16日木曜日
2012年2月15日水曜日
吉備歴史探訪会2月のご案内
2月の吉備歴史探訪会のご案内です。
テーマ:吉備の秦氏;備前の秦氏と備前の中枢部
日時:2月25日(土)市内高屋付近に集合
9:35幡多廃寺跡~国府市場(備前国府跡)~10:00備前国分寺跡・両宮山古墳~
10:30赤磐市山陽歴史資料館(学芸員さんからお話を伺います)その後懇談~11:50解散
参加会費:500円(資料代など)
以上の予定です。何処からでも参加自由です。参加希望の方はキビラクドまでご連絡ください。
文化と風土
文化を生み出す風土が在る。
吉備の国文化は吉備の風土が生み出したとも言える。
気候温暖で、風光明媚な吉備の国はすべてのものを生み出す坩堝のようだ。
新しい種を培養する土壌のようでもある。
子供を育む女性の子宮のようでもあるかも知れない。
ユーラシア大陸の東の果てに位置する日本列島には世界のあらゆる文明が流れ流れてたどり着いた。
そしてこの列島の中で育まれ、醸成され、あるいは融合して行った。
この列島にはそんな力がある。そしてその中でも吉備の国を中心とした瀬戸内海こそ、その中心地だった。
産業、技術、宗教、文化のあらゆる部門で優秀な人材を排出した吉備の国はそのような風土に養われた地ではなかったか。
かってはすべての産業の基幹となる鉄産の中心地だった[吉備]、土木技術や織物、陶器の製造でも最も先進地だった。
そして精神文化でも数多くの宗教家、知識人、芸術家、文化人を輩出した。
長く政治や軍事の中心は奈良京都など機内や鎌倉、江戸、東京と関東が支配してきたが、相変わらず吉備の国には新しい文化創造の種を宿しているのではないか。
確かに現代の都、東京はその文化は華やかには見えるが本当の日本文化を継承してはいないような気がする。
新しい未来の世界を開く種は吉備の国にある。
2012年2月6日月曜日
岡山人物銘々伝を語る会 2月は「杉鮫太郎」
岡山人物銘々伝を語る会 2月は「杉鮫太郎」です。
代表代行 久井勲さんの1月例会の感想と2月案内です。
第66回(平成24年1月20日)の例会は、菱川克是さんと大濱文男さんに「出口日出麿」について語っていただきました。高見元男が、出口王仁三郎の娘直日と昭和3年に結婚して妻の姓となり、出口日出麿(ひでまる)と名乗ることになるわけですが、出口家と高見家、良家の家系図にさかのぼって大本教の依って来たるところをご説明いただきました。高見元男は倉敷出身で、六高、京大文学部で学びますが(大正13年退学)、大本教は大正10年と昭和10年に弾圧を受けています。教団として決して平坦ではない日々の中、満州・朝鮮を含む各地への精力的な布教で、多くの信者を獲得していきました。
大本教の「大本」とは、霊主体従の考え方で、世の中の“大本”を変えていくとの考えに基づくものであること、また大本教の方々には兵庫県綾部市に移住される方が多いこと、さらに合気道の始祖、植芝盛平翁やロス・オリンピック体操競技で個人総合優勝の日体大・具志堅幸司選手も大本教の信者であることを知りました。
2月の例会は下記のとおりです。
記
日時:平成24年2月17日(金)※ 午後6~8時 (※通例は第3金曜日です)
場所:岡山県立図書館 2Fサークル活動室1
内容:「杉 鮫太郎」
講師: 竹原 省三 氏 (本会会員)
参加費:500円
杉鮫太郎について
斉藤茂吉の門下の俊逸の一人であって、愛称「杉鮫」と呼ばれていた。戦後の「アララギ」が土屋文明一辺倒の中、茂吉の系統は影を薄めてゆき、その 中で姿を消して行った。
岡山文庫の[岡山の鳥]の著者としても知られる。
連絡は吉備楽土 山田まで
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