2011年12月27日火曜日
内村鑑三と美作聖人森本慶三
12月16日の「岡山人物銘々伝を語る会」は津山市在住の近藤泰宏氏による「内村鑑三と美作聖人森本慶三」であった。
内村鑑三といえば、無教会派のクリスチャンとして有名だが、この内村鑑三氏が何度か津山を訪れていると言うことで、招いたのが美作聖人といわれる森本慶三氏である。
近藤氏の話によると、森本慶三氏は津山藩御用の商人の家系に生まれ、津山の代表的商家に生まれたが、東京にて在学中に内村鑑三の教えにふれその弟子となった。
津山に帰ってはキリスト教の精神に基づき福祉と教育に投入した。私費を投じてキリスト教図書館を建て、戦後はキリスト教図書館高校を設立した。また自然史博物館を立て、青少年の教育に貢献した。美作の多くの人々から聖人として尊敬を受けた。
美作は多くの偉人を排出したが、その中の代表的人物が法然上人であろう。その後も多くの偉人が生まれた。森本氏のような人物が出る風土が在ったことがうかがえる。
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