「失われたアイデンティティー」ケン・ジョセフ
という本を読んだ。
秦氏、景教というキーワードを探っていくと、氏の本にぶつかった。
以前から日ユ同祖論や、秦氏原始キリスト教説や、空海は景教を学んできたとか、いろいろ言われてきたが、ある面、日本人の発想では気付かない観点で、日本文化における、キリスト教の影響を明確に述べているように思う。
日本人の優秀さ、文化度の高さ、精神性の高さはどこから来ているのかと考えると、宗教性を抜きにsては考えられない。
吉備楽土も、いろいろ秦氏の研究や、日本の宗教・思想史の研究をしてきたが、日本文化の源流が何なのか?
単にキリスト教と言うのではなくて、それも、ローマカソリックや、プロテスタントと言った、西洋キリスト教ではなくて、何か根本的宗教、さまざまな宗教が単に融合するだけでなく、何か昇華されるというか、より根本に帰るような、人類が普遍的価値として持つことのできるようなものが作られてきたのか?
仏教も、キリスト教も、ユダヤ教も、あるいはイスラムやヒンズー教などの中にも、普遍的な価値や、共通する理念を見ることができる。
あらためて、その価値を見出す時なのかと。
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