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2009年9月30日水曜日

鳩山家のルーツと友愛政治

鳩山由紀夫首相のルーツが美作勝山藩にあると聞いて改めてわが郷土に誇りを感ずる。
鳩山首相の曾祖父、鳩山和夫は美作勝山藩の上級藩士の子弟として生まれる。
藩の推薦生として大学南校(現東大)に入学常に主席の俊才ぶりを発揮、文部省留学生として、米コロンビア大学、その後エール大学に留学、帰国後は大学教授、高級官僚などを経て衆議院議員、衆議院議長に就く。専修大学の創設に貢献、また東京専門学校(現早稲田大学)校長を務める。


その長男が鳩山一郎元首相
現鳩山首相の「友愛政治」は、鳩山一郎元首相がEUの父と言われるオーストリアの政治家、クーデンホフ・カレルギー伯の「友愛革命」に感動して、となえたそうで、賀川豊彦の「友愛」とも通じると聞く。キリスト教の博愛思想が源流。


鳩山和夫は北海道の開墾にも携わり、地域にも貢献したそうで、北海道の栗山町には、その開拓地に鳩山という集落があり、鳩山川や鳩山神社などもあるそうである。


わが郷土の生んだ偉人、偉大な政治家は多々あるが、鳩山一族もその精神性からして、その一列に列せられる人物である。
改めて、郷土の風土と、そのような歴史性を背景に登場した、現首相にも少々期待するところがある。














1 件のコメント:

キビラクド Yamada Ryozo さんのコメント...

カレルギー伯のお母さんは日本人と聞く。
オーストリアの外交官だった父親が日本に赴任中に生まれたのがカレルギー伯で、目は黒く、髪の毛も黒くて東洋人的な風貌であったと聞く。徳川300年間、内戦も対外的な戦争もなかった平和な時代が続いたとその著書の中で述べている。西洋に学んだ結果日本は戦争をするようになった。
カレルギーは平和主義者であった。共産主義の間違いと共に行き過ぎた資本主義にも警鐘を鳴らしている。カレルギー伯はその理想と運動、凡ヨーロッパ主義がECを作る元となったのでECの父と言われている。