岡山人物銘々伝を語る会6月のまとめと7月の案内を代表代行の悲惨さんからいただきましたので掲載します。参加希望は事務局,山田まで!
平成25年7月3日
「岡山人物銘々伝を語る会」第84回例会のご案内
代表世話人代行 久井
勲
第83回(平成25年6月21日)の例会は、山陽学園大学教授の濱田栄夫さんが「六高教師ガントレットと二人の国民的作曲家」について語ってもらいました。二人の国民的作曲家とは、岡野貞一と山田耕筰のこと。この二人が岡山に縁があったとは、彼らの作曲した「故郷」や「赤トンボ」その他文部省唱歌を含む数々の名曲が広く知られている一方で、意外と認知度は得られていません。彼らはいずれも岡山と縁をもちながらも、やがては東京を主たる活躍場所にしますが、彼らの残した音楽には、もちろん岡野貞一においては、「桃太郎」や「児島高徳」の作曲、山田耕筰においては「中国地方の子守歌」の採譜とあるのに加えて、きっと岡山を意識した情感やイメージがこもっている曲もあるでしょう。
この山田耕筰は、長姉が六高の英語教師ガントレットと結婚していたことから、岡山の中学に通うことになりましたが、彼が岡山でガントレットの弾く曲に親しんだことがきっかけで、音楽家を志すことになったのでしょう。人生は何がきっかけとなって急展開するかわかりません。そのガントレット先生も、遠く先祖は讃美歌の作曲家の家系に生まれたそうですが、たまたまシアトルで日本派遣の宣教師と知り合ったことで日本行き、さらに日本帰化ということにつながったようです。
7月例会は、通常通り下記の要領で開催いたします。
記
日時:
平成25年7月19日(金)※ 午後6~8時 (※通例は第3金曜日です)
場所:
岡山県立図書館 2階 サークル活動室 (いつもの場所にもどります)
内容:
「正宗白鳥 その人生の終点」
講師: 大濱文男
氏
参加費::500円
内村鑑三や植村正久の影響を受けた正宗白鳥は植村正久から洗礼を受ける。一時キリスト教は棄教したといわれるが最晩年、臨終間際に上村の娘上村環の祈祷をうける。小林秀雄との激しい論争は有名。正宗白鳥は人生をどのように生き、どのように終点を迎えていったのか?
なお7月11日(木)の山陽新聞情報ひろばにて案内予定です。お誘いあわせの上ご参加ください。
(上記通常例会の件、お手数ですが、下記にて出欠をお知らせ下さいますようお願いいたします)
090-1033-3327 山田まで
メールは山田まで
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