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2011年1月12日水曜日

岡山県人の美徳とその精神、思想のルーツについて

岡山は極めて多くの偉人を輩出している。その中でも特に宗教家や宗教に関連した人物が多い。
それらの人々の思想的、宗教的ルーツはどこにあるのか?
それを今年のテーマにして行きたいと考えている。

吉備の国岡山の美徳
まず第1に天(神)を敬い畏れること。道鏡事件で和気清麻呂のとった姿勢にそれを見ることが出来る。また法然や栄西のような日本を代表する宗教家を輩出してきた。
人を愛することに篤い。和気清麻呂の姉、広虫姫が孤児を養った話は有名である。江戸期の思想に多大な影響を与えた熊沢蕃山は「愛」を武士の美徳と説いた。また、明治以降、石井十次の孤児院をはじめ数多くの福祉事業化を輩出した。
忠孝に篤い人物が多い。和気清麻呂や児島高徳はその代表であろう。
先端技術への挑戦者を多く輩出古代には鉄の加工技術や陶器の製作に優れた技術を発揮した。また前方後円墳の築造に見られるごとく土木技術にも優れていた。江戸時代には鳥人幸吉という人がいた。幕末から明治以降も先端技術に優れた多くの人物を輩出した。

枚挙にいとまがないが、吉備の風土が豊かな人材を輩出した背景にあることは間違いないであろう。

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