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2009年10月2日金曜日

鞆浦の判決

今日の山陽新聞の一面トップは鞆の浦の景観判決
画期的判決としながら、賛成、反対両者のコメントを載せていた。
判決を評価する側として、宮崎駿関東のコメントも掲載されていた。

景観を、権利あるいは価値として認めたということは、確かに画期的だと思う。

これは、
世界全体が、日本は特にそうであるが、
開発とは何かということを問い直す時に来ているということであろう。
発展とは、良き暮らしとは何か?
重厚長大な施設を創り、物のあふれる生活、
確かに、事業推進派の人たちにしてみれば、より良き生活のために橋や埋め立てが必要ということであろうが、それが一般的価値観としては、当たり前だったのがこれまでの価値観、
ここらで、世の中全体の価値観を転換するべき時ではないのか?

これまで、開発という名のもとで、あまりにも環境を破壊し続けてきた。
そして、自然や環境を破壊し続けてきた。景観も。
日本を取り巻く海岸線から、自然な海岸線が失われてしまった。

物の豊かさや、便利さに偏った生活スタイルを改めて、真に人間らしい、心豊かな生活とは何か
豊かな自然の中で、平和で真に豊かな生活を目指そう!